KOYANAGI真柄CLINICの十五年と、これから |
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7月の休診のお知らせ |
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| 令和8年7月11日(土)
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お盆休みのお知らせ |
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| 令和8年8月13日(木)~8月16日(日)まで休診とさせていただきます。
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小柳 亮医師の休診のお知らせ |
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| 令和8年6月10日(水)
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感染外来 |
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| ※WEB問診の入力のみでは、受付完了しておりません。WEB問診入力のみで予約が完了したと間違われる方が多くいらっしゃいます。ご注意ください。
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KOYANAGI真柄CLINICは、開設から十五年目を迎えました。
私たちが目指してきたのは、単に多くの患者さんを診療する医療機関ではありません。
病名や臓器だけを見るのではなく、その人がどこで暮らし、これからどう生きていくのかを考える。
外来、往診、予防、訪問看護を切り離さず、患者さんの生活を一つの流れとして支える。
それが、私たちの医療観です。
「CLINICという名称に込めたもの」
2012年8月1日、100年以上の歴史を持ち、
越前の武将 真柄十郎左衛門
https://www.shikoku-np.co.jp/national/culture_entertainment/20220413000038
からの系譜である真柄医院を再構築し、KOYANAGI真柄CLINICとして歩み始めました。
戦国武将の勇ましさと最新のテクノロジーを掛け合わせ、地域医療を開拓していこうと考えていました。
そして、診療所・医院という語感が想像させる範囲に、自らの医療を閉じ込めたくないと考え、あえてアルファベットで「CLINIC」と名付けました。
医師、看護師、検査技師、訪問看護師、事務職員が連携し、一人の患者さんを継続して支える。建物や病床の規模ではなく、私たちが担う医療の広がりを示しました。
十五年目を迎え、外来患者数は年間約三万人、往診患者数は月百人を超えるまでになりました。
ここまで歩みを続けられたのは、地域の皆様の信頼と、職員一人ひとりがプロフェッショナルで集中力があったからです。
ここまでの試みはm3.com「100年以上の歴史とICTが融合「21世紀の赤ひげ」」でまとめていただきました。
https://www.m3.com/news/open/iryoishin/1227630
「軽やかで、責任ある医療」
私たちの職員は、足元にNIKEのスニーカーを履いています。患者さんの変化に気づけば、すぐに動く。職種や部門の境界にとらわれず、患者さんの生活に合わせて医療の形を変える。
軽やかであることは、軽薄であることではありません。不要な手続や重複する作業を減らし、その分だけ患者さんに近づく。
==足元は軽く、仕事は速く、医療に対する責任は重く持つ。==
それが、KOYANAGI真柄CLINICの医療です。
「小規模だからこそ、高い機能を持つ」
私たちは、開業当初から組織を際限なく大きくすることを目指していませんでした。
今となってみれば、多くのスマートな企業の経営形態である、ファブレスやアセットライトという概念に近かったのかもしれません。
現在の自己資本比率は92.2%、資本回転率も約2.3回となっています。
医療者不足の地域ではアセットライトとICT化を同期させ、時代に即応することが最適解となり、人口減少社会の医療に一石投じる事が可能ではという予感がありました。
東京の医療を小さく再現する必要はありません。中央の縮小版になるのではなく、地方から新しい標準をつくる事を考えていました。
規模が大きくなれば、意思決定は遅くなります。
時代の変化が加速度的に速くなっている今、私たちが目指すのは、判断が速く、変化に即応できる、軽量で密度の高い医療組織です。
「大きなものを所有しなくても、高い価値は生み出せる。軽いからこそ、遠くまで行ける。」
医療も、すべてを自前で所有する必要はありません。必要な設備は持ちつつ、地域にある優れた医療資源と連携し、その代わりに人の知識と技術を厚くする。
この試みはm3.comに「仮想化総合病院」として記載されています。
https://www.m3.com/news/open/iryoishin/1321142
法人・医師個人に借財を持たず、組織を維持するために医療をするのではなく、必要な医療を続けるために組織を維持する。その順序を大切にしてきました。
世界では今、AIを事業の前提に組み込み、少人数でありながら、大きな組織に匹敵する機能と生産性を持つ組織が生まれています。
KOYANAGI真柄CLINICも機械やAIに任せられる定型業務は自動化し、人は人にしかできない仕事に集中します。患者さんの表情を見る、小さな異変を察知する、判断し、行動する。そこに人の時間を使います。
「医療の質と、働く人の生活を両立する」
持続可能な医療は、誰か一人の献身によって成り立つものではありません。私たちが大切にしているのは、献身ではなく責任、服従ではなく当事者性です。
言われたことに従うのではなく、患者さんに何が必要かを考え、自ら判断し、行動する。
そのためには、働く人自身の生活に余白が必要です。患者さんを支えるために、働く人の生活を犠牲にする組織にはしません。
私たちの働き方は、とてもシンプルです。
・少人数のチームで働きます。
・無駄な残業はしません。
・紙や重複する事務作業を減らします。
・AIとICTを日常の仕事に取り入れます。
・必要以上の会議はしません。
・昼休みは2時間半を確保し、休憩中は全員帰宅し電話対応からも離れます。
・その日の仕事が終われば、定時を待つためだけに職場に残りません。
・役職や年次ではなく、能力と適性に応じて仕事を任せます。
「次の十五年へ」
KOYANAGI真柄CLINICは、単純に規模を拡大する段階から、医療と組織の完成度を高める段階に入ります。
より多くの仕事を抱えるのではなく、必要な仕事を確実に行う。
より大きな組織を目指すのではなく、小規模でありながら高い機能を持つ組織をつくる。
忙しさを誇るのではなく、医療の質と働く人の生活を両立させる。
外来、往診、予防、訪問看護を一つの流れとしてつなぎ、患者さんの暮らしを支える。AIや新しい技術を取り入れながら、人にしかできない医療を、より大切にする。
この十五年間に築いてきたものを土台として、余計なものを減らし、必要なものを残す。そして、軽やかで、強く、長く続く医療を、地域の中で育てていく。
それが、KOYANAGI真柄CLINICのこれからと考えています。
2026年8月6日
院長 小柳 亮